心の健康ブログ
多くの不安は、各種の「悩み」からきて蓄積されていました。心の仕組みの中で不動心が理解できれば、不安が消えていきます。ここでは今までの経験を元に、「悩みから発生した不安」を取り上げていきます。
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2015.07.14 Tuesday
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うつ病と子育て
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今日のの朝刊にかなりショックを受けた記事が載っていました。
佐世保女子高校生殺人事件の記事です。
裁判所の見解では加害者女子が「自閉症スペクトラム障害」、通称ASDだと判断しています。
特段の申し立てがなければ、このまま結審し、医療刑務所送致になるようです。
我が家は福祉施設ではありませんが、9名の障害者がいます。
その内2名が自閉症です。
自閉症にも対人関係の構築具合で1人称、2人称、3人称などがあります。
ASDは自閉症の総称とも理解でき、この中には、
「アスペルガー症候群、自閉症、小児期崩壊性障害、レッド症候群」などがあります。
自閉症は親の養育の仕方や躾とは関係なく、脳機能の障害です。
とはいえ自閉症を持つ人の中には、
いつもニコニコしている人もおれば、偏食がひどかったり暴れる人もいます。
やはり障害を持っていても子育てが大切になります。
自閉症ではありませんが、
ADHD(注意欠陥多動性障害)なども周りの雰囲気を壊し、
暴力等の行為で対人関係が難しくなります。
親を含め保育園、学校の担当者は困惑しています。
ASDにせよADHDにせよ集団に対する適応力が少ないので、
脳が発達している段階の子供に、薬物投与することが多くなっています。
結婚し60歳近くのADHDの人もいますので、むやみに薬物での対応を危惧しています。
幼時期に家庭内でショックを受ける期間が長いと、
小学3〜4年生頃からはチック、弱視、難聴、拒食・過食、不登校、引きこもり、暴力などさまざまな問題が生じてきます。
チックなどはもっと低年齢でも生じてきます。
そんな子供たちは「親の愛に飢えており」、思春期を境に、社会的・家庭的な問題行動を起こし始めます。
家庭内では世代を超えて問題行為が肥大化してきます。
世間ではこの状態を「7代祟る(たたる)」などと言っています。
今の社会状況を観るとこんな子育ても困りますが、
母親が男の子にベッタリというのも増えてきています。
本当の「親の愛」とは何かを問われています。
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